書評  東畑開人『居るのはつらいよ:ケアとセラピーについての覚書』医学書院、2019年

宮田晃碩 著者の東畑さんは臨床心理士として四年間、沖縄の精神科デイケア施設につとめる。大学院で博士号を取り、その後の就職先として見定めたのが、カウンセリングメインで十分な収入を見込める(らしい)そのデイケア施設だったのだ。これは、その体験記のような本である。とはいえ単に体験...

2021年7月たんきゅうサイクル「地域研究ミーティング―池袋の外国出身住民について―」

日時:2021年7月10日(土)15時~17時 場所:探求→究する家/北村荘 平成27年の国勢調査(※1)によると、豊島区にはだいたい29万人が居住しており、そのうち2万2千人あまりは外国人であるようです。豊島区の外国人住民の割合は、都内では新宿区に次いで多く(※2)、その...

エッセイ「小山渉 個展『心臓が動いている The Heart is Beating』によせて」

メンバーの田辺裕子さんによるエッセイ「小山渉 個展『心臓が動いている The Heart is Beating』によせて」が、映像アーティストの小山渉さんのホームページに掲載されました。 こちら このエッセイは、小山さんが今年の春に新宿のギャラリー「デカメロン」で開催した個...

エッセイ「切実さと好奇心の狭間としての民俗学の可能性」(『人文×社会』第2号)

メンバーの辻本侑生さんによるエッセイ「切実さと好奇心の狭間としての民俗学の可能性」が、『人文×社会』に公開されました。 辻本さんは企業に勤務しながら民俗学の研究者としても活躍しているひとで、「探求→究する家」ではおもに北池袋の地域調査に参加しています。...

本の紹介 津村マミ『コタローは1人暮らし』

大人というのは、ちいさな子どもがうやうやしくお辞儀をしたり、律儀に振る舞ったりするのが好きらしい。テレビに映る子役や子どもタレントはそうした姿で人気を得る。まだわずかな年数しか生きていないはずなのに、この子はどれだけの社会経験を積んできたのだろう、代わりに何を犠牲にしてきた...

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